SAI-CAPS のテラスから
事務仕事の合間に,息抜きで書いています
歩行者接触事故
 脚の不自由な人と他の歩行者が接触して、ひとりが転倒してけがをしたという例です。
この件をブログに書き込むことについては,当事者の協力を得ています。


 Aさんは足が少し不自由です。
Aさんは歩道を歩いていましたが、歩くのが遅いので、急いで歩いている人が困らないように,いつもいちばん建物寄りを歩くことにしていました。

 B さんは、仕事で移動中、やや急いでいました。人を追い抜きながら歩いていましたが、図1のように、Aさんの後ろにきてしまい、速く歩くことができなくなりました。横にも人がいてAさんよりもやや速く歩いているのですが、歩道にいっぱいで、BさんはAさんを追い抜くことができません。Aさんから1メートルほど離れて、追い抜く機会を待っていました。


 図1

歩行者1-1





 するとAさんが、図2のように、やや右へ動いていきました。後日、Aさんに聞いてみると、なぜ自分が右へ動いていったのかわからないそうです。Aさんが右へ動いた結果、建物とAさんとの間に人がひとりくらい通れそうな間隔ができました。Bさんはチャンスだと思い、急いでAさんの左側を通り抜けようとしました。しかし、1メートルくらいの距離を取っていましたから、その距離を縮めるにはある程度時間がかかります。Aさんは自分がジグザグに歩いている意識はありませんでしたが、歩道のいちばん左へ戻ろうとしました。ここで、急いでAさんの横を通り抜けようとしたBさんとAさんが接触しました。


 図2

歩行者1-2





 Aさんはバランスを崩して倒れました。Aさんは周囲の人を気遣って左端を歩いていた(と思っていた)のに、Bさんが後ろからきてぶつかったので、気分を害しました。そこで、Bさんに無茶な歩き方をしないようにと言ったところ、Bさんは偶然の接触なのに、傍若無人な行動をしたかのように咎められた気がして、言い返しました。
ここでAさんはBさんの「傷害行為」だといい、Bさんは、たしかにけがをさせたが、自分が一方的に悪いのではないことを内容証明書で主張したいというものです。

 反論の内容証明郵便を作成する前に、そのときの状況を上の図1と2を使って客観的に説明することにしました。それを読んだAさんは自分が右へ寄ったことを知り、また、Bさんが故意にぶつかったわけでもないことがわかりました。もともと、周囲に遠慮して歩道の端を歩くくらいのAさんですし、Bさんも無理に通ろうとしたわけではありませんから、ふたりの誤解は解けて、BさんはAさんにお見舞いとお詫びに行きました。Aさんのけがは擦り傷でしたので、故意でないなら非難するつもりはないということになり、円満解決しました。







この記事に対するコメント

この種のもめごとはよくありますよ。なかなか相手の連絡先まで聞くまでにならないけど。けっこうイライラしますね。あとまで気分悪い。
【2008/07/08 13:03】 URL | コトー #cy1EP8xw [ 編集]


私も「もらい事故」のようなことにならないように気をつけています。あまり気にすると,ストレスがたまります。休日には,大自然を満喫したいです。

【2008/07/08 20:49】 URL | saicaps #- [ 編集]


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